2013年4月29日月曜日

Pennsylvania last day at Lancaster

実は今日は私達の2年目の結婚記念日、日本では祝日だけどこちらは普通の日なので…244が今回は特別に会社をお休みしてくれました。その朝をこんな可愛らしいお部屋で迎えれれたのはとっても幸せでした。
そして奥様が作ってくれたボリューミーな朝食をシャンデリアの素敵なダイニングでほかのゲストと共に頂くという、楽しいスタイルで始まったこの日。同席したNY在住のご夫妻、旦那様は米軍で働いていた当時横浜に駐屯していたそうで、その頃の日本についてお話してくれました。「銀座で買い物をしたよ」と言われたので、「私は銀座のデパートで働いていたんですよ」って話したら、なんと時は朝鮮戦争の後、デパートなんてなくて闇市場のようなものしかなかった頃のことだとか!こんなところで日本の話しを聞けるだなんて夢にも思わなかったこと。

食後には、今日のAmish town巡りのプランを考えつつリビングの資料に目を通していると、見覚えのある題名の絵本が…いつもマンハッタンに着くとつい食べてしまうプレッツェルのお店Auntei Anne'sの絵本ではないですか!

そうプレッツェルはAmishの人々発祥の食べ物の一つで彼女はここLancasterで生まれたのだそう。日本でも食べられるほど規模を広げたお店の女性オーナーがAmish出身でかつては馬車に乗って独特の暮らしをしていて今やハーレーを乗り回しているのだそう。朝からたくさん学んでしまいました。宿の奥様がそんなお話しと共に、ガイドブックに載っていないローカルショップを教えてくれました。その土地や人とのふれあいを味わうならB&Bは最高ですね!またここに来たいなぁ。
 ここでAmishについて説明しておかなくてはなのですが私では力不足なのでこちらでご確認ください。 もとはドイツ周辺からの移民(Pennsylvania Dutchとも言われている)独特の宗教価値観で生活をしている人々です。こちらに来てすぐどこのESLでもこのお話しが話題に上がるのでいつか訪れたい場所だったのです。
 宿をあとにして最初に訪れたのはThe Amish Farm and House 最初はバスに乗って本物のAmishの農場やお店をめぐるバスツアーにも参加しました。ツアーの途中ではAmishのお土産屋さんをいくつか回るのでここでもお買い物ができます。

Amishが作るキルトは人気商品
子供はこれに乗って移動
道には馬車用の車線がある

男の子は16歳になると馬車に乗り始める(免許不要)
 バスツアーのあとは敷地内のアーミッシュの暮らしを再現したお部屋やFarmの解説ツアーへ。Amishは肖像を取られることを避けるため本当のAmishの人を写真に収めることはできません。ここはかつてAmishの家だったところを買い取って再現した場所なので色々なものを自由に撮影もでき、人々暮らしぶりを見学することができます。
冷蔵庫はプロパンガスor太陽光発電
写真を撮らないので刺繍で記録
女性服のボタンは装飾となるため毎日針で止めて着る


女の子のお部屋
男の子のお部屋
電気を使わない移動手段のひとつ

  かなり独特の宗教観を持ちながら、それゆえに注目を浴びること、観光が重要な収入源であることを理解して一般の人々の暮らしに上手に溶け込んでいるという印象を受けました。このすぐそばにハーシーズ本社があるのですが、そこではAmishから牛乳を仕入れているそうですよ。有線の電話はダメで家の外にあるけど、携帯電話は無線だからOKだとかユニークな考えがいっぱい、興味は付きません。244cafeから遠くないしアンティークリベンジもしたいのでまた是非訪れたいと思います。
244どうかよろしくお願いします!!

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